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大和住銀DC海外株式アクティブファンド 運用経過報告

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投資を始めて一年を迎えました。インデックスファンドの積立を続けてきましたが、
2020年12月からアクティブファンドの大和住銀DC海外株式アクティブファンドの積立を始めてみました。 
約半年間の運用期間が経過したところで、運用成績がどうなったのかまとめてみたいと思います。

✔アクティブファンドを組み入れた理由

・自分で運用した経験がないから

投資といえばインデックス投資が絶対というような雰囲気もあり、いろんな本を読んでみてもアクティブファンドを推してるものはほぼ皆無。
実際良いのか悪いのか。投資は自己責任というのなら自分で運用してみればわかるんじゃないかということ

・業績が上がる企業、安定した業績が続く企業に投資したいから

投資において銘柄選定は大変重要かつ大変難しいものです。投資初心者である自分にできる企業分析などたかが知れています。それを個人に代わって専門の業者が行う仕組みなのがアクティブファンドです。
ならばその手のプロにお任せしたほうが良いリターンを得られるはずだと思いました。

・指数に連動しないからこそのリスクヘッジ

指数に連動するインデックス投資は相場が右肩上がりの時には強いが弱気相場ではアクティブファンドに分があるのではないでしょうか?
相場が下落になる場合、景気の影響を受けにくい銘柄に入れ替えたり、現金の比率を引き上げたりというリスクマネジメントが行われることで長期的にみるとパフォーマンスがよくなるのではないかということです。

✔大和住銀DC海外株式アクティブファンドの詳細

設立日:2006年
目的:MSCIコクサイ・インデックス(円換算)をベンチマークとし、中長期的にベンチマークを上回る投資成果を目指すとのこと。

楽天証券の2021年 ファンドセレクションにも選ばれていました。
www.rakuten-sec.co.jp


信託報酬は1.782% この信託報酬は賛否両論分かれると思います。 
運用にはさまざまなコストがかかっていますから、アクティブファンドの性質上割り切っています。

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マザーファンドにおける運用権限はティー・ロウ・プライス・アソシエイツ・インクへ委託されています。
ティー・ロウ・プライス・アソシエイツ・インク(所在地:米国メリーランド州ボルチモア)は、1937年に設立された会社で米国ティー・ロウ・プライス・グループの運用会社です。親会社であるティー・ロウ・プライス・グループ・インクは、米国の上場会社でS&P500インデックスの採用銘柄にもなっているそう。

運用実績を考えると銘柄選定はなかなかお上手なのでは? 良いよね?


・半年運用の基準価額・純資産の推移

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(三井住友DSアセットマネジメント株式会社 ファンド情報より抜粋)

運用始めた2020年12月から5月末までの、純資産と基準価額の推移です。
多少の上下はあるものの、純資産も基準価額も右肩上がりで順調に運用されていることが分かります。

2,3月は金利上昇からハイテク関連に大きめの下落があったため、まだ戻りきっていないようですが、
ここ10年の収益率を見てみると総じてプラスで推移しており、とても安定しているのが見て取れます。

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・他ファンドとのリターン比較

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モーニングスターアプリで比較)

各インデックスファンドや日経、ダウ平均との比較です。
多分今最も勢いのあるインデックスファンドの一つ楽天VTIには負けましたが、
NASDAQ100や、ダウ平均よりもリターンは上回りました。 


・組み入れ銘柄と構成比率

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(月時レポートより抜粋)

組み入れ銘柄数は運用開始時から見ると68銘柄から72銘柄と少し増加。
TOP:10にはやはりGAFAMが入ってきています。
3月のGAFAMが大きな調整が入ってハイテク株が下落したことで、このファンドにも影響はやはりあったようです。

現状、米国の経済の強さが際立っていますから、国別の組み入れ比率でも米国がダントツというのは当然ですね。

おそらく、これから万が一米国の経済の低迷が出てきた場合には組み入れが行われると思います。

✔まとめ

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そして最後に、実際に楽天証券で積み立てている半年間の運用成績は損益率7.73%

小額からの積立ですが、悪くないと思います。
アクティブファンドと言っても良いもの悪い物混在しているなか、良い物自分の投資目的に合うものを見つけ出すことも投資の楽しさではないでしょうか。

結局、インデックスファンドでの不満点と言えば、市場の値動きに追随する投資だということで、中長期ではプラスのリターンが期待できても、来年、再来年の市場は、上がるか下がるか予測することはできません。

つまり神頼み的な側面もあるということです。そこで活用したいのがアクティブファンド!

これまではコロナ禍による金融緩和措置の恩恵で上昇トレンドを享受できていたわけですが、いつかは株式相場は下落トレンドに入ると思うのです。

その時こそ、アクティブファンドの真の評価ができるのではと考えています。
答え合わせは来年か、再来年か・・

自己責任の範囲で入金力を増やしつつ資産を築いていきます。