投資と同じようくらいしっかり考えておく貯蓄（預金）の大切さ
自分自身、今回のコロナ禍から投資を始めた人間です。
投資を始める前までは、銀行貯金が絶対正義だと信じていた人間です。
そして、今回のコロナ禍であらためて過去の後悔、現在自分の置かれた境遇、そして未来への不安、
色々なことを考え勉強を始めて、投資にたどり着きました。
そして投資を始めた結果・・上昇相場の恩恵にあずかり、金額そのものは多くはありませんが含み益を抱え、まずまず成功しているのかなという感じはあります。
時代は「貯蓄（預金）から投資へ」
そんな風潮の昨今ですが、改めて考えてみると貯蓄（預金）も投資と同じくらい大事なんじゃないかと思ったので、今回ブログで自分に向けたメッセージとして残してみました。
✔貯蓄（預金）が大事な理由
・貯蓄があれば使い道は後で自由に決められる
預金は今でこそ利息はほとんどつきませんが、元本割れの心配がなく万が一金融機関が破綻しても、1,000万円までは預金保護の対象となりますし、いつでも好きな時に引き出して使うことができます。
金額がたまってくると、そこから少しずつ投資にお金を回していくこともできるので、使い勝手がとても良いことが分かります。
・生活資金を確保する重要性
現在サラリーマンの自分もそうですが、給料はなかなか上がりません。
それに加え今回のコロナ禍のような想定外の出来事によって職を失ってしまうリスクもあります。
いつそういう事態を迎えたとしても一定期間生活していけるだけのお金を確保しておけば多少は安心することができます。投資はもちろん大事なことだと思いますが、半年～1年分ぐらいの生活費に相当するお金は現金（預金）で持っておくほうが良いと思います。
✔短期定期預金にすればインフレもそこまで怖くない
今は定期預金と普通預金の金利差はほとんどありませんが、ネットバンクなどを使えば街中の銀行に預けるより少しは良い金利が付きます。
インフレ懸念も取りざたされますが、日本の物価上昇率と定期預金の金利の比較をするとあながち預金がダメということでもなさそうです。
下のデータは1年定期預金に預け預けっぱなしにしておく複利計算を指数化したもの。
上記のデータのように1年定期預金元利合計金額が物価の上昇率を上回っています。
物価が上昇する理由は2つ
1. 原材料価格が上がること
2. 需要が増える＝モノが売れるということ
物が売れるということは、景気が拡大し、企業は設備投資をして生産力を増強します。
設備投資にはお金が必要ですから今度は世の中で資金需要が増えてきます。すると金利は需給の原則にしたがって上昇することになります。
つまり物価上昇するということは金利も上昇する（物価上昇＝金利上昇）と考えるのが自然なので、預金にしていたからといってそこまで心配するほど大変なことにならないのではと思います。
まあ、タンス預金とかは利息つかないんでまずいかも・・・。😅
ちなみに長期間の定期預金も長い間金利が固定されるため、物価変動への対応が難しくなるのでまずいかもしれません。
✔まとめ
今回言いたいことはお金の管理で大切なことは「バランス」だということ。
人生には、何が起きるかわかりません。一定割合の預金は保有しつつ、自分のリスク許容度をきちんと把握して取れる分は投資に回すというのが理想的なのではないでしょうか。
「バランス」
「バランス」
「バランス」
大事なことなので3回言いました。
自分を含めたすべての投資家の方さんたちに幸あれ！
